リベンジジム人形町店の大久保です。
リベンジジムの「読むダイエット」では
科学的根拠に基づいたトレーニング方法やダイエット方法など為になる情報を発信していきます。

いきなりですが…
なぜ身体は硬くなるのでしょうか?
身体を柔らかくする解消法はなんとなく皆さんご存知だと思います。
ただ、なぜ身体が硬くなるのかの原因に関しては知らない方が多いかと思います!
今回はその原因とメカニズム、対策をご紹介します!
【身体が硬い原因とは?】
身体が硬いというのは
筋肉によって関節の可動域が狭くなっている状態です!
つまり、筋肉の柔軟性を上げることによって可動域が広がります!
【筋肉の柔軟性が失われてしまう原因とは?】
筋肉、骨、関節、靭帯などの関節周囲にある組織などさまざまな部位の
要因が考えられますが
可動域が低下してしまう原因の多くは筋肉によるものです。
以下の6つが主な原因です。
①筋肉の衰え
②筋肉の緊張
③同じ姿勢でいることが多い
④ケガや病気の影響
⑤トレーニング前後のケアが不足している
⑥寒さなどの環境による要因
①筋肉の衰え
筋肉は使わなければ衰え、筋肉の線維も短く細くなってしまいます。
骨折などでギプス固定をした人は経験があるかもしれませんが、
長期間動かさなければ筋肉は萎縮し、
関節はほとんど動かなくなってしまうのです。
程度の差こそあれ、運動不足などによって動かさない筋肉は同じように硬くなっていきます。
②筋肉の緊張
筋肉の緊張が有ると一時的に低下してしまう場合もあります。
長時間の動作を繰り返し行った場合、筋肉の疲労によって緊張が高まり、柔軟性を著しく低下させます。
この場合、ある程度の時間が経てば改善することが多いでしょう。
ただし、同じような状況を繰り返すことで筋緊張が取れず、だんだん硬くなってしまうということも起こり得ます。
③同じ姿勢でいることが多い
デスクワークなど仕事や勉強で同じ姿勢を続けることが多い人は、
筋肉を動かす機会が少なく、
肩甲骨や背中といった上半身をはじめ、股関節や太ももなど下半身の柔軟性が低くなりがちです。
普段から運動を心がけている人なら問題ありませんが、まったく運動しないといった人はカラダが硬くなる一方です。
たとえ仕事でカラダを動かしている人でも、いつも同じ動きだと、使っていない筋肉は硬くなってしまうので要注意です。
④ケガや病気の影響
ケガなどによって関節自体や靭帯などのが損傷してしまうと、組織が硬く動きにくくなってしまう場合があります。
ケガの痛みはなくなっても、完全に元の状態に戻るということはありません。
組織同士の癒着や組織の肥厚など、少なからず何かしら変化は起きているのです。
また、加齢とともに起こるような疾患も、可動域に大きく関わります。
痛みが出ていなくても変形が進んでいることもあり、それらの変形によって可動域が制限されているということもあるでしょう。
⑤トレーニング前後のケアが不足している
トレーニング前後のカラダのケアが不十分であることで
柔軟性が低下している人が多いようです。
特にトレーニング後はケアが重要。ストレッチなどを行うことは、筋肉の疲労を改善することともに柔軟性の向上にも繋がります。
⑥寒さなどの環境による要因
寒さなど血行に影響する外的要因は、柔軟性に大きく関わります。
ただしこれらの外的要因は、自分でコントロールすることができません。
そのため、血行が悪くならないよう着るものに気をつけたりなど行うようにしましょう。
ではこれら原因に対して最も有効な体を柔らかくする方法はあるのでしょうか?
【身体を効果的に柔らかくする方法とは?】
ストレッチと運動(筋トレ)になります!
皆さんもご存知の通り、柔軟性を向上させるにはストレッチ、
中でもじっくり筋肉を伸ばす「静的ストレッチ」が効果的です。
このストレッチの効果を高めるためには、運動後や入浴後など、
筋肉の温度が上がっているときに忘れず実施するとよいでしょう。