「甘い物は別腹」は本当だった!脳と胃がつくる“第二の空腹”の正体とは?
- 貴之 三ツ泉
- 6月4日
- 読了時間: 3分
リベンジジム人形町店の三ツ泉です!
リベンジジムの「読むダイエット」では科学的根拠に基づいた
トレーニング方法やダイエット方法など為になる情報を発信していきます。
「もうお腹いっぱい…でも、デザートは食べられそう!」
そんな経験、ありませんか?この“別腹”現象は、決して気のせいや言い訳ではありません。実は、脳と胃、そしてホルモンの巧妙な連携によって引き起こされる、れっきとした生理現象なのです。本記事では最新研究をもとに、“別腹”の正体とそのダイエットへの影響、賢い付き合い方を解説します。

1. 「別腹」って本当にあるの?
多くの人が体験する「満腹なのに甘い物は入る」という現象
一般的には「意志が弱い」「欲張り」と見なされがち
しかし、医学的にも裏付けのある“脳と胃の反応”だった!
2. 脳のスイッチが「満腹」から「食欲」に切り替わる
食事後は満腹中枢が働き、通常は食欲が抑制される
しかし、好物やスイーツが目の前に現れると摂食中枢が刺激される
特に甘い物の視覚・香り・味の記憶が脳を刺激し、「まだ食べられる」と錯覚させる
3. 胃の反応:空きスペースを作る“仕組まれた拡張”
脳の命令で、胃は食べ物を小腸へと送り出し始める
これにより胃の上部に空間が生まれ、“別腹”のような感覚が発生
MRI実験では、食後に好物を提示すると胃の運動が活性化し、実際に空きスペースができたことが確認されている
4. ホルモン「オレキシン」が消化を後押し
オレキシン:視覚的な刺激や欲求によって分泌され、消化運動を活性化
食後であっても、好物に反応して胃腸が“スタンバイモード”になる
このホルモンは、**生存本能(糖分=エネルギー確保)**とも深く関係
5. ダイエットと“別腹”の危険な関係
満腹後の「デザート追加」で無自覚なカロリーオーバーが発生
「甘い物は別腹」という習慣が日常的な過食につながる
特に我慢の反動で爆食に走りやすい心理状態に注意
6. 「別腹」と賢く付き合う方法
スイーツは量と質を調整しながら楽しむ
食後に甘い物を想定し、食事全体のバランスを取る
低カロリー・高満足感のスイーツを活用(例:寒天ゼリー、ギリシャヨーグルトなど)
食べる前に「間」を作る(深呼吸、5分待つなど)ことで衝動を抑制
FAQ
Q1. 「別腹」は本当に胃が空くんですか?
A1. はい。脳が摂食中枢を活性化させると、胃は食物を小腸に送り、空間を作る動きを始めることがMRIでも確認されています。
Q2. 甘い物を食べたくなるのは単なる欲か依存?
A2. 甘味は脳内報酬系を刺激し、快楽を生みます。場合によっては依存に近い反応を引き起こすこともあります。
Q3. ダイエット中に甘い物を食べるのはNGですか?
A3. 必ずしもNGではありません。量やタイミング、選び方を工夫することで、ダイエットと共存可能です。
まとめ
「甘い物は別腹」は、脳・胃・ホルモンが連携して起こる実在の現象です。だからこそ、私たちはその仕組みを理解し、感情や衝動に振り回されない“戦略的な甘味生活”を送る必要があります。以下のサブ記事では、別腹の科学的側面やダイエットにおける実践的な対処法をさらに詳しく紹介しています。
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