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スーパーで迷うな。買う物は固定化せよ。

  • 貴之 三ツ泉
  • 1月14日
  • 読了時間: 11分


スーパーで何を買えばいいか、わからない人が多すぎる

ダイエットを始めたとき、多くの人がこう言う。

「何を食べればいいかわからない」

スーパーに行っても、何を選べばいいか迷う。

結局、いつもと同じものをカゴに入れて帰る。それでは何も変わらない。

今日教えるのは、科学的根拠に基づいた、スーパーで買うべき食材リストだ。

曖昧な情報じゃない。

研究論文や臨床データに裏付けられた、本当に効果のある食材だけを厳選した。

このリストを保存して、スーパーに行くときに見返せ。


フルーツ4選:科学が証明した栄養価

フルーツは、ビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化物質が豊富だ。ただし、糖質も含まれるので食べ過ぎには注意しろ。

1. バナナ - カリウムの王様

科学的根拠:

バナナ1本(可食部120g)にはカリウムが約432mg含まれている。これは他の果物と比較して圧倒的に多い(文部科学省「日本食品標準成分表2020年版」)。

  • りんご100gあたり:120mg

  • みかん100gあたり:150mg

  • いちご100gあたり:170mg

  • バナナ100gあたり:360mg(約3倍)

エビデンス:

『ヨーロピアン・ハート・ジャーナル』の研究によると、カリウムの高摂取量と血圧の低下に関連性が見られ、心臓発作や脳卒中のリスク軽減が示された。カリウムは尿を通じて余分なナトリウム(塩分)を体外に排出するため、高血圧予防に効果的だ。

さらに、バナナには:

  • レジスタントスターチ(難消化性でんぷん):脂肪の蓄積を抑える効果

  • 複数の糖質(ブドウ糖、果糖、ショ糖):吸収速度が異なるため、持続的なエネルギー供給

  • ビタミンB6:タンパク質代謝、神経伝達物質の合成に必要

学術誌『PLOSワン』に掲載された研究では、バナナに含まれる化合物が、運動後の筋肉痛(運動誘発性炎症)を軽減する効果がある可能性が示された。

食べ方:朝食や運動前に1本、1日1〜2本まで

2. キウイ - タンパク質消化を助ける唯一の果物

科学的根拠:

キウイフルーツには**「アクチニジン」**というタンパク質分解酵素が豊富に含まれている。これは他の果物にはほとんど見られない特徴だ。

駒沢女子大学の研究(日本栄養・食糧学会誌、2014年):

  • 人工胃液・人工腸液を用いた実験で、アクチニジンが消化管内でもタンパク質分解作用を発揮することを確認

  • ラット・ブタを用いた動物実験で消化促進効果を実証

  • ヒトでも消化促進効果を認める予備的報告あり

結論:「キウイフルーツが消化促進効果を示す可能性は非常に高い」

つまり、肉や魚などタンパク質を多く含む食事の後にキウイを食べると、消化が促進され、アミノ酸の吸収効率が高まる。

さらに、キウイには:

  • ビタミンC:100gあたり70mg(グリーンキウイ)、140mg(ゴールドキウイ) - レモンの約3〜6倍

  • 食物繊維:不溶性と水溶性が2:1の理想的なバランス

  • ビタミンE:抗酸化作用(ビタミンCとの相乗効果)

注意:アクチニジンは加熱で失活するため、必ず生で食べること。

食べ方:肉料理の後のデザートとして1個

3. ブルーベリー(冷凍でもOK) - 脳機能をサポート

科学的根拠:

ブルーベリーにはアントシアニン(ポリフェノールの一種)が豊富に含まれている。強力な抗酸化作用を持つ。

研究データ:

  • 認知機能の改善効果が複数の研究で報告されている

  • 脳の神経細胞を保護する可能性

  • 低カロリー(100gあたり約49kcal)

食べ方:ヨーグルトに混ぜて、1日1/2カップ(約75g)

4. グレープフルーツ - 脂肪燃焼をサポート

科学的根拠:

グレープフルーツに含まれるナリンギン(苦味成分)には、食欲抑制効果と脂肪燃焼促進効果が報告されている。

研究データ:

  • 食前にグレープフルーツを摂取すると、インスリン抵抗性が改善される可能性

  • ビタミンC豊富(100gあたり約36mg)

食べ方:朝食に1/2個

注意:一部の薬(降圧剤など)と相互作用があるため、服薬中の方は医師に相談すること。

野菜5選:栄養密度が最も高いものを選べ

1. ブロッコリー - 野菜界のタンパク質源

科学的根拠:

ブロッコリーは野菜の中でタンパク質含有量が高い(100gあたり約5.4g)。

さらに含まれる栄養素:

  • スルフォラファン:強力な抗酸化物質、がん予防効果の研究多数

  • ビタミンC:100gあたり140mg(レモンの約2.8倍)

  • ビタミンK:骨の健康維持

  • 食物繊維:100gあたり5.1g

研究データ: ジョンズ・ホプキンス大学の研究で、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンに発がん抑制効果があることが示された。

食べ方:茹でる、蒸す、炒める。1日100〜200g

2. ほうれん草 - 鉄分とビタミンの宝庫

科学的根拠:

ほうれん草100gあたり:

  • 鉄分:2.0mg(女性の1日推奨量の約13%)

  • ビタミンA(β-カロテン):4200μg

  • 葉酸:210μg(妊娠中の女性に特に重要)

研究データ: ほうれん草に含まれる硝酸塩が、運動パフォーマンス向上と血圧低下に寄与することが複数の研究で示されている。

食べ方:おひたし、スープ、炒め物。1日100g

3. トマト - リコピンの抗酸化力

科学的根拠:

トマトに含まれるリコピン(カロテノイドの一種)は、強力な抗酸化物質だ。

研究データ:

  • 前立腺がん、肺がん、胃がんのリスク低下との関連が報告されている

  • 加熱すると吸収率が上がる(生トマトより加熱トマトの方が効果的)

食べ方:生でサラダ、加熱して料理に。1日1〜2個

4. キャベツ - 胃腸を守るビタミンU

科学的根拠:

キャベツには**ビタミンU(S-メチルメチオニン)**が含まれ、胃粘膜の修復を促進する。胃薬「キャベジン」の名前の由来だ。

さらに:

  • 食物繊維:100gあたり1.8g

  • ビタミンC:100gあたり41mg

  • 低カロリー:100gあたり約21kcal

食べ方:生でサラダ、炒め物、スープ。1日100〜200g

5. アボカド - 良質な脂質の代表

科学的根拠:

アボカドの脂質の大部分はオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)で、心血管疾患のリスクを下げる効果が報告されている。

栄養素(1個=約140g):

  • 脂質:約21g(そのうち約13gがオレイン酸)

  • 食物繊維:約9g

  • カリウム:約720mg

  • ビタミンE:抗酸化作用

研究データ: 『Journal of the American Heart Association』の研究で、アボカドを週2回以上食べる人は、心血管疾患のリスクが21%低いことが示された。

注意:カロリーが高い(1個約262kcal)ので、1日1/2〜1個まで。

食べ方:サラダ、そのまま

タンパク質源:筋肉を守る最重要食材

牛肉:もも肉・ランプ - 鉄分と亜鉛の優秀な供給源

科学的根拠:

赤身肉に含まれるヘム鉄は、植物性食品に含まれる非ヘム鉄と比べて吸収率が高い(約15〜35% vs 2〜20%)。

栄養素(牛もも肉100gあたり):

  • タンパク質:約21g

  • 鉄分:約2.7mg

  • 亜鉛:約4.4mg

  • ビタミンB12:神経機能の維持に必須

食べ方:焼く、煮る。100〜150g/食

鶏肉:むね・もも・砂肝 - 高タンパク・低脂質の王様

科学的根拠:

鶏むね肉(皮なし)100gあたり:

  • タンパク質:約24.4g

  • 脂質:約1.9g

  • エネルギー:約121kcal

鶏もも肉(皮なし)100gあたり:

  • タンパク質:約19.0g

  • 脂質:約5.0g

鶏むね肉にはイミダゾールジペプチド(抗疲労成分)が含まれ、疲労回復効果が研究で示されている。

食べ方:焼く、蒸す、煮る。100〜150g/食

魚:青魚を積極的に - オメガ3脂肪酸の宝庫

科学的根拠:

青魚(サバ、サンマ、イワシ、サーモン)に含まれるEPA・DHA(オメガ3脂肪酸)には、以下の効果が多数の研究で確認されている:

  • 心血管疾患リスクの低減

  • 中性脂肪の低下

  • 炎症の抑制

  • 脳機能の維持

『Journal of the American College of Cardiology』の研究: 週2回以上魚を食べる人は、心臓病による死亡リスクが36%低い。

おすすめ:サバ、サンマ、イワシ、サーモン、タラ

食べ方:焼く、煮る、刺身。週2〜3回、1食100〜150g

卵 - 完全栄養食品

科学的根拠:

卵は完全タンパク質(すべての必須アミノ酸を含む)を提供する。

栄養素(卵1個=約50g):

  • タンパク質:約6.2g

  • 脂質:約5.2g

  • ビタミンA、D、E、B群

  • コリン:脳の健康に重要

重要な訂正: 「卵は1日1個まで」は古い常識だ。2015年にアメリカの食事ガイドラインからコレステロール摂取制限が撤廃された。健康な人なら1日3個でも問題ない。

食べ方:ゆで卵、目玉焼き、オムレツ。1日1〜3個

納豆 - 腸内環境を整える発酵食品

科学的根拠:

納豆に含まれるナットウキナーゼ(酵素)には、血栓溶解作用があることが研究で示されている。

栄養素(納豆1パック=約50g):

  • タンパク質:約8.3g

  • 食物繊維:約3.4g

  • ビタミンK2:骨の健康維持

  • 大豆イソフラボン

食べ方:そのまま、ご飯にかけて。1日1パック

ノンオイルツナ缶 - 便利な高タンパク食品

科学的根拠:

ツナ缶(水煮・ノンオイル)100gあたり:

  • タンパク質:約16g

  • 脂質:約0.7g

  • エネルギー:約71kcal

保存が効き、調理不要で手軽にタンパク質を摂取できる。

選び方:「ノンオイル」「水煮」を選べ。オイル漬けはカロリーが約3倍になる。

食べ方:サラダ、そのまま。1缶70〜100g

芋類:炭水化物の賢い選択 - ここが最重要だ

ここが重要だ。よく聞け。

ダイエット中、「炭水化物は敵だ」と思って完全に避ける人がいる。それは間違いだ。

炭水化物は、身体を動かすエネルギー源だ。完全にカットすると、筋肉が分解され、代謝が落ちる。

大事なのは「何から炭水化物を摂るか」だ。

白米、白いパン、麺類は、血糖値を急上昇させる。すぐにお腹が空き、食べ過ぎにつながる。

芋類は、炭水化物の中でも科学的に優秀だ。

芋類が優れている3つの科学的理由

① 低GI値 - 血糖値の上昇が緩やか

GI値(グリセミック指数)は、食品が血糖値をどれだけ急激に上げるかを示す指標だ。

GI値比較:

  • 白米:76(高GI)

  • 食パン:95(高GI)

  • さつまいも:55(低GI)

  • じゃがいも(茹で):59(中GI)

低GI食品は、血糖値の上昇が緩やかで、満腹感が持続する。インスリンの過剰分泌を抑え、脂肪蓄積を防ぐ。

② カロリーが低い

カロリー比較(100gあたり):

  • 白米(炊いたもの):168kcal

  • 食パン:264kcal

  • さつまいも(蒸し):134kcal(白米の約80%)

  • じゃがいも(蒸し):84kcal(白米の半分)

  • 里芋(蒸し):58kcal(白米の約1/3)

同じ量を食べても、芋類の方が摂取カロリーが少ない。

③ ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富

白米や白いパンには、ほとんどビタミン・ミネラルが含まれていない。一方、芋類は栄養の宝庫だ。

さつまいも100gあたり:

  • 食物繊維:2.2g(白米の約11倍)

  • ビタミンC:29mg(白米は0mg)

  • カリウム:480mg

  • β-カロテン

じゃがいも100gあたり:

  • 食物繊維:1.3g

  • ビタミンC:35mg

  • カリウム:410mg

科学的研究による裏付け

『Journal of Functional Foods』のレビュー: 芋類に含まれる難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)が、炭水化物および脂肪の代謝向上と、腸内環境改善に役立つことが示された。

オーストラリアの研究: さつまいもは、糖尿病患者の血糖コントロールを改善する可能性が示された。

おすすめの芋類

さつまいも

  • ビタミンC、食物繊維、β-カロテンが豊富

  • 甘みがあって満足感が高い

  • 蒸す、焼く、電子レンジで

じゃがいも

  • ビタミンC、カリウムが豊富

  • 腹持ちが良い

  • 蒸す、茹でる(揚げるのはNG)

里芋

  • 超低カロリー

  • 食物繊維が豊富

  • 煮物、蒸す

芋類の食べ方

  • 白米の代わりに芋を食べる

  • 1食あたり100〜150g(手のひらサイズ)

  • 蒸す、焼く、茹でる(油で揚げるのはNG)

  • バターや砂糖をつけない

ダイエット中は、白米を減らして芋類を増やせ。これだけで、満腹感を保ちながらカロリーを抑えられる。

乳製品:タンパク質とカルシウムを摂れ

チーズ:余計なものが入っていないものを選べ

科学的根拠:

チーズは発酵食品で、タンパク質とカルシウムが豊富だ。

選び方: 原材料が「生乳、食塩」だけのシンプルなものを選べ。プロセスチーズより、ナチュラルチーズの方が栄養価が高い。

おすすめ:

  • モッツァレラチーズ

  • カッテージチーズ(低脂肪・高タンパク)

  • パルメザンチーズ

食べ方:そのまま、サラダに。1日30〜50g(カロリーが高いので食べ過ぎ注意)

ヨーグルト:ギリシャヨーグルトを選べ

科学的根拠:

ギリシャヨーグルトは、普通のヨーグルトよりタンパク質が約2倍多い。

ギリシャヨーグルト100gあたり:

  • タンパク質:約10g(普通のヨーグルトは約3.6g)

  • プロバイオティクス:腸内環境を整える

研究データ: プロバイオティクスは、便秘改善、免疫機能向上、アレルギー症状緩和に効果があることが多数の研究で示されている。

選び方: 「砂糖不使用」「無糖」を選べ。加糖ヨーグルトは糖質が多すぎる。

食べ方:そのまま、フルーツやナッツを混ぜて。1日100〜200g

調味料:シンプルなものを選べ

タバスコ

  • カロリーゼロ

  • カプサイシンが代謝を上げる

マスタード

  • 低カロリー

  • 砂糖不使用のものを選べ

塩:海塩・ピンクソルト

  • ミネラルが豊富

  • 余計な添加物がない

  • 注意:塩分摂取は1日6g以下に

間食:ビーフジャーキー

  • 高タンパク質(100gあたり約50g)

  • 低脂質

  • 携帯しやすい

  • 注意:塩分が多いので1日30g程度まで

ゼロカロリー飲料

  • カロリーゼロ

  • 水やお茶に飽きたときの選択肢

  • 注意:人工甘味料の長期的影響は不明。水・お茶を基本に、たまに飲む程度に

タンパク質の消化を助ける - 科学的根拠

1. キウイを食べる

前述の通り、キウイに含まれるアクチニジンが、タンパク質の消化を促進する(駒沢女子大学の研究)。

食べ方:肉料理の後にキウイ1個

2. パイナップルを食べる

パイナップルにはブロメライン(タンパク質分解酵素)が含まれる。

食べ方:肉料理の後にパイナップル1切れ

3. 生姜を使う

生姜は消化を促進する。

使い方:生姜焼き、スープに生姜を加える

4. よく噛む

科学的根拠: 咀嚼回数を増やすと、唾液の分泌が増え、消化酵素の働きが活発になる。さらに、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防ぐ。

目安:1口30回噛む

買い物リストのまとめ

フルーツ:バナナ、キウイ、ブルーベリー、グレープフルーツ**

野菜:**ブロッコリー、ほうれん草、トマト、キャベツ、アボカド**

:**牛もも肉・ランプ、鶏むね・もも・砂肝**魚:**サバ、サーモン、タラなど**

その他タンパク質:**卵、納豆、ノンオイルツナ缶**

芋類:**さつまいも、じゃがいも、里芋(白米の代わりに)**

乳製品:**ナチュラルチーズ、ギリシャヨーグルト**

調味料:**タバスコ、マスタード、海塩・ピンクソルト**

間食:**ビーフジャーキー**

飲料:**ゼロカロリー飲料、水、お茶、コーヒー

これだけあれば、科学的に証明されたダイエット食事が完成する。

賢く買い物して、賢く食べろ。それがダイエット成功の第一歩だ。

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