カロリー制限してるのになぜ痩せない?本当の原因とは
- リベンジジム
- 2 日前
- 読了時間: 3分

「ちゃんと食事制限してるのに、体重が全然減らない…」
これは、ダイエット指導をしていると非常によく聞く悩みです。
結論から言えば、“摂取カロリーさえ減らせば痩せる”という考えは、半分正解で半分間違いです。本記事では、カロリー制限をしているのに痩せない5つの理由と、具体的な解決策を紹介します。
❶ 思っているよりカロリーを摂っている
まず最も多いのがこれ。「ちゃんと抑えてるつもり」が、意外と摂っているケースです。
たとえば…
野菜サラダにかけたドレッシング:100kcal
朝のカフェラテ:150kcal
1口のつまみ食い:50kcal
ヘルシーと思って食べたグラノーラ:300kcal
これらを毎日摂っていれば、1日500kcal以上オーバーすることも珍しくありません。
「意識していない摂取カロリー」こそ落とし穴です。
✅ 解決策
一度でいいので、3日間すべての食事を記録してください。アプリでも紙でもOKです。記録すると「そんなに食べてたんだ」と気づくことが多く、見えないカロリーを可視化できます。
❷ 摂取カロリーが少なすぎる(代謝低下)
「それなら思い切って食べなければ痩せるはず!」…と思いたいところですが、摂取カロリーが少なすぎると、体が省エネモードに入ってしまいます。
たとえば、基礎代謝が1,200kcalの人が、900kcalしか摂らない生活を続けると→ 体は「飢餓状態」と判断し、脂肪を燃やさず守ろうとするようになります。
✅ 解決策
摂取カロリーの最低ラインは、基礎代謝 × 1.2〜1.5倍。それ以下にすると「守りの体」になってしまうので、目安を下回らないようにしましょう。
❸ 筋肉量が少なく、基礎代謝が低い
体重が落ちにくい人の多くが、筋肉量が少なく基礎代謝が低い傾向にあります。
特に過去に極端なダイエットや運動不足だった人は、筋肉が減ってしまっており、カロリーを消費する「エンジン」が小さくなっています。
✅ 解決策
筋トレ or 自重運動を週2〜3回取り入れること。ウォーキングなどの有酸素運動も良いですが、「筋肉を維持・増やす」ことを意識した方が代謝は上がります。
❹ 水分不足・便秘・むくみ
体重が落ちない原因は「脂肪」ではなく、水分や老廃物であることも。
水分を摂っていない → 体が水分を溜め込む
食物繊維不足 → 便が溜まり体重が減らない
塩分過多 → むくみで1〜2kg増えることも
✅ 解決策
水を1日1.5〜2L飲む習慣をつける
食物繊維(野菜・海藻・納豆など)を意識する(ヨーグルトもオススメです)
味付けは「減塩」「薄味」にしてみる
❺ ホルモン・睡眠・ストレスなどの影響
実は、体重の増減にホルモンや自律神経の影響はかなり大きいです。
睡眠が短いと「食欲ホルモン」が増える
ストレスが多いと「コルチゾール」が脂肪を溜めやすくする
生理前や更年期では「浮腫み・体重増加」が起きる
✅ 解決策
1日6.5時間以上の睡眠をとる
朝日を浴びて体内時計を整える
自分なりの「ストレス解消法」(散歩・音楽・深呼吸など)を持つ
まとめ:体は正直。数字ではなく「習慣」を見直そう
痩せない原因は、「カロリーの足し算引き算」だけで説明できるものではありません。
あなたの生活習慣、思考パターン、行動の癖に、必ずヒントがあります。
まずは焦らず、自分の生活を“客観的に”見てみてください。
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